遠恋物語


尊:「こんな所に呼び出して
   いったいなんだというのだ!」

百:「まぁ、そうカッカするな。
   お前にいい話だ。コレを見ろ!」

尊:「?なんだコレは??」
百:「聞いて驚くな!
   コレはなんでも願いが叶う、天問
   石・・・じゃなくて、七龍珠だ!どう
   だ!すごいだろう!!!」
尊:「また、バカなことを・・・。こんなも
   ので願いが叶うわけが
・・・」
百:「信じてないな!?
   どんな願いでも叶うんだぞ!欲し
   くないか??今ならずんだ餅3
   パックで手を打とう!3秒時間を
   やるからその間に考えろ!」

尊:「ばかばかしい・・・・」
定:「こんなところで密会ですか?」
尊:「定子ちんぷい」
定:「?なんですかコレは??」
百:「七龍珠だ!」
定:「七龍珠?聞いたことがあるよう
   な・・・・ないような・・・・」
尊:「何でも願いが叶うそうです。
   しかし、百の言うことですから
   あてになりません・・・」
定:「願いが?・・・・」
百:「今なら、ずんだ餅3パックで手
   をうとうと言っているのだ!」
定:「・・・3パックでいいんですか?」
尊:「ま、まさか、ちんぷい・・・」
定:「冷凍庫に昨日届いたばかりの
   ずんだ餅がありますよ」

百:「では、商談成立だ!」
百:「では、耳を貸せ!」
   ゴニョゴニョゴニョ・・・・・
百:「七龍珠の前で呪文を唱え神龍
   を召喚させて、その神龍に願い
   事を伝えればOKだ!ちなみに
   願い事は3つまで!」

定:「で、その呪文とは?」
百:「呪文は『闍拉耶 闍拉嚇 闍拉
   耶闍拉嚇』
を3回繰り返すのだ」
定:「妙な呪文ですね・・・」
百:「まぁ、健闘を祈るよ。哈哈哈哈哈」
尊:「・・・本気ですか?ちんぷい」
定:「ずんだで願いが叶うなら、安いも
   のではありませんか」

尊:「いったいどんな願いを?」
定:「どうやら、3つの願いが叶うそうだ。
   1つは・・・『小經に会いたい』・・・
   2つ目は『尊尊に泣血を会わせて
   くれ』と・・・・」

尊:「!?」

尊:「そ、そんな事・・・・」
定:「ダメで元々・・・やるだけやってみ
   よう!同じ遠い所に想い人がい
   る同士お前の気持ちはよく分か
   る」
尊:「・・・では、3つ目は・・・?」
定:「それは、その時に考えよう・・・。
   では、心の準備はいいですか?」

尊:「・・・は、はい・・・」

定:「『闍拉耶 闍拉嚇 闍拉耶 
    闍拉嚇・・・・・・』

緊張 緊張 緊張!!!
果たして 二人の前に 神龍は現れるのか!
次回好期待!!

《って次回なんてないって・・・・》

〜終〜
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